比較的メジャー大作を好む自分としては久しぶりの単館映画@bunkamura。
1927年に実際に起きた殺人事件が元になった話だそうだけれど
「殺人事件」というより「青春もの」というか
自分がもう少し若ければ、かけらでも共感できたか…いやできないなと
妙に冷めた目でみてしまった。
一応主役のパウル君はちょっと物足りない青年だったし、パウル君が恋心を抱く
ヒルデは、イマイチ魅力が欠けてるし…最大の失敗は
ギュンター君「人生の絶頂」がさっぱりわからなかったこと。
(やっぱりあれ?濃厚なキスシーンがそれ?でも過去にモット幸せだった時が
あったんじゃないのかしら?どうなのかしらと)
「僕らは一番美しい瞬間にこの世を去るべきだと思わないか?」
若く多感な年頃にはよくある想いなのかもしれないけれど
ギュンター君の「人生の絶頂」があーんな歯欠けハンスだったのが納得できなくてできなくて。
というか、つべこべ言わずパウル君とギュンター君でとっととくっついちゃえよと
何度劇中思ったかしれない。
文句ばかりなので、良かったところ。
ドイツの田舎の美しい情景と美しい若者…特にギュンター役のアウグスト・ディールの美しさには目を見張るものがあった。
いや、取り立てて端整であるとか、綺麗であるとかいうわけではないのだけれど。
繊細で危うげな…初っ端から醸し出す「イッちゃった」雰囲気は最高でした。
彼が出てくるだけで一枚の絵になる。
新進気鋭のダニエル・ブリュール君完全に喰われてしまってました。
ま、そういう役なのかもしれないけれど。
結論。
割と単館映画も面白い。これからはちょっと足を運んでみよう。

